外資系企業は成果主義が多い?
配属先で能力を発揮できれば高収入も夢じゃない
外資系企業は、国内の昔ながらの企業とは違い成果主義の評価システムを導入しているところが多く、前職での経験よりも転職後の仕事ぶりが重視される傾向があります。また、各企業の経営方針や風土によりますが、年齢や性別、出身地などにかかわらず出世のチャンスが与えられている企業もあり、配属先で能力を発揮することで短期間で高収入を手にすることも可能です。そうした中、外資系企業に転職をしてから自信を持って業務に取り組みたい場合は、なるべく自分が得意な仕事を任せてもらえるところや、専門性の高い業務が多いところを就職先の候補に決めることがポイントです。
若手の管理職が続々と誕生している外資系企業の魅力については、数々の就職情報誌やビジネスに関する専門のサイトなどで紹介されることがあるため、転職活動の際には役立つツールを積極的に活用すると良いでしょう。大手の外資系企業の中には、日本企業のボーナスに相当するインセンティブと呼ばれる特別な手当を用意しているところもあり、優秀な社員は一回あたり百万円を超える金額を受け取れることもあります。なお、外資系転職を通じて収入アップを期待したい人は、志望企業のインセンティブの仕組みについて詳しく知ることが重要です。
思うように結果を出せない人は収入減少やリストラのリスクもある
外資系企業には、年功序列や定期昇給などの日本企業によく見られる制度が採用されていないところも少なくなく、思うように結果を出せない人は収入減少やリストラの対象となることもあります。そのため、外資系企業で長く働き続けたい場合には、仕事上のリスクについてもしっかりと理解したうえで、自分の能力や経験をきちんと評価してくれる企業を転職先に選ぶことがおすすめです。また、転職をしてから前職とのギャップを感じたりしないようにするには、志望企業の職場見学をしたり現役の社員に相談をしたりすると良いでしょう。
転職希望者へのフォローに力を入れている外資系企業の中には、転職説明会やセミナーなどの機会に、一人ひとりの求職者に対して向いている職種を紹介したり、中途採用試験の問い合わせを受け付けたりしているところも多くあります。そこで、それぞれの外資系企業で必要とされているスキルや実務経験について知りたいことがあれば、ためらわずに担当者とコンタクトを取ることが大事です。その他、各地の外資系企業の人材育成の取り組みを確認して、第二新卒者など年齢が若い人は、新しい業務に慣れるまで充実した研修を受けられるところや、面倒見の良い先輩社員が揃っているところを探しましょう。